トンガリ屋根の トゥルッリ職人
トゥルッリの 屋根敷きなどを手掛ける 職人さんの数は、年々減る一方で
現在その数 わずか数人だとか…
そのうちの1人、Vito (ヴィート) さんは、工房を持っていて、ミニチュア版トゥルッリを作っています
真っ白な石灰岩を 家の大きさに合わせ 切り刻んでいき、壁と屋根を 積み上げていきます
慣れた手つきで、大小 様々な大きさのトゥルッリを作っていきます
3つ屋根付きの こんな大きな家も!
中には 内部構造が覗けるものも…
本物のトゥルッリと同じように 屋根が2重構造になっているので、本物を知る上で とてもわかりやすいですね
大きいのを作るのは さぞかし大変かと思いきや、小さい方が難しいのだそう
円形が小さい分、カーブを計算して 石を切り刻む必要があり,
また 細かくすればするほど 崩れやすくなるので、より技術が必要なのだとか~
なるほど~~~
さて 工房内には 彼の作った 大小さまざまなトゥルッリが、所狭しと 飾られていますが、
値段が安いものもあれば、かなり高いものもある その違いは?
それは 大きさに比例するだけでなく、
値段の高いものは、本物のトゥルッリを 修復する際に使った 石の余材を利用していて
特に 灰色の屋根石は、何百年も雨にさらされないと この灰色にはならないことから、近頃は 希少価値が高く、
白い石灰岩とは材質が違うので、こんなに薄く&細かくするのに もっと技術を要するのこと
一方、安いものは、普通の白い石灰岩に 屋根の部分だけ 灰色に塗っているのだそうで
そういわれれば & よく見れば 全然違うことに気付きました!
やっぱりここは、子供騙し的な安物でなく、大人も納得できる 本物志向でいこうじゃないですか!
井戸もあれば、オリーブの樹木への 坂道がまた 心憎い 💛
天然の石だから、水をかけたってへっちゃら ⛲ 盆栽感覚で 家の外に飾るのも良いかも~
そうそう、このトゥルッリ作りを学びたいと、Vitoさんとこに 弟子入りした日本人の方がいるんですって!
弟子入りまではいかなくとも、ちょっと試してみたい方、Vito さんに訊いてみては?
快く受け入れてくれるはず !?
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