アルベロベッロ 2

トンガリ屋根の メルヘンチックな町


アルベロベッロの 代表的なトゥルッリ集落は、2箇所あり

マルテロッタ広場の 南の丘に広がる Monti (モンティ) 地区と、

広場の 東の高台に広がる Aia Piccola (アイア・ピッコラ) 地区です  


Monti 地区は 丘の斜面にトゥルッリが 林立していて、遠くからの眺め:パノラマが 素晴らしい 🌟


トゥルッリのほとんどが、土産屋さんや B&B として利用されており、

多くの観光客が往来する とても賑やかな地区です

青い空に 眩しいばかりに輝く 白いトゥルッリが、いかにも 南イタリアらしい 🌞🌞🌞

これぞ イメージしていた通りの おとぎの国 💛


一方 Aia Piccola は、Monti と 道路一本 隔てただけとは 思えないくらい 静かで 

ひと昔前の 素朴なアルベロベッロに タイムトリップした気分です 


空き家になって 随分 年月が経つのでしょうか 朽ち果てたような トゥルッリも 所々 見受けられますし、 

土産屋などなく、閑散としているあたり 一見 寂しそうではあるけれど、

まだまだ 普通に生活している 家も多くあるので、本当の意味で 生活感が感じられます

Monti 地区の 喧騒街とは裏腹に、時が 静かに & ゆっくり流れて行く~~~

そして これが本来の アルベロベッロの 姿なんだなと気づきます  (*_*)


さて今日は、トゥルッリの 内部を 覗いてみましょうか! 

何処で覗くのかって? 心配ご無用!  

散策中 自分は有名人か?ってなくらい 声かかりますから~ (^^;)

「トゥルッリの家屋内 ご覧に入れますよ どうぞお気軽に~」ってね!


でも そのほとんどが、家屋内を見せてあげる代わりに 何か買ってね (^_-)-☆ 的な 土産屋が多いので、

まぁ 家を見せてもらった代わりに、何かひとつ購入しよう というくらいの 腹積もりでいてください 


身構える必要はありませんが、中には かなりしつこい 俳もいるので、

どうせなら 同郷人の好で、此処で暮らす 日本人の ヨーコさんのお店をお勧めします! 

家の中のみならず、屋上のテラスから パノラマも観れますし、何といっても 日本語が通じる  !(^^)!

 

でなければ 昔ながらの 古き良き アルベロベッロを 彷彿させる、Aia Piccola 地区の家の方が

本物!って感じがして良いかもです (^。^)y-.。o○


そんなこんなで お宅拝見! 

家の入口は 決して大きなものではなく、小さめの扉 間口一枚分 

内部に入ると いきなりリビングが! 

窓がないのに 明るく感じるのは 白壁のおかげ?

決して広くはない空間なのに、解放感を感じるのは 高い高い トンガリ屋根のおかげ?


そして そのリビングに隣接して 別の部屋…  台所だったり、寝室だったり…  が あります


家具を入れると 室内が狭くなるので、分厚い壁を削って 棚代わりに利用したり、 

調理器具も ニンニクや乾燥トマトも、みーんな 吊るして スペース有効利用! 

寝室も、昼間 有効活用できるように ベッドが壁に収納できるタイプだったり…

と、あちらこちらに 生活の知恵が 垣間見れます 


天井を見上げれば、スレート状に積み上げた石灰岩の上に 要の飾り石が置かれているか、

もしくは 窓ガラスが嵌められていて、唯一の採光部分が 室内を明るくしてくれています 

時には、トンガリ屋根までの空間  屋根裏部分に 梯子を使って上り下りし、

納屋や、子供部屋に使ったりもします


でも ここで暮らすのは、 意外に大変そう~

例えば、今時の 大きな家具が入らない💦 最新式のシステムキッチンも設置できない 💦

部屋と部屋の間の 仕切りがなく、カーテンなどで仕切るため、家族とはいえ プライベートがない💦

などなど・・・(*_*;

現実を知らぬまま、おとぎの国として 夢見心地でいた方がいいのかなぁ~?!



  

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