トンガリ屋根の メルヘンチックな町
アルベロベッロの 代表的なトゥルッリ集落は、2箇所あり
マルテロッタ広場の 南の丘に広がる Monti (モンティ) 地区と、
広場の 東の高台に広がる Aia Piccola (アイア・ピッコラ) 地区です
Monti 地区は 丘の斜面にトゥルッリが 林立していて、遠くからの眺め:パノラマが 素晴らしい 🌟
トゥルッリのほとんどが、土産屋さんや B&B として利用されており、
多くの観光客が往来する とても賑やかな地区です
青い空に 眩しいばかりに輝く 白いトゥルッリが、いかにも 南イタリアらしい 🌞🌞🌞
これぞ イメージしていた通りの おとぎの国 💛
一方 Aia Piccola は、Monti と 道路一本 隔てただけとは 思えないくらい 静かで
ひと昔前の 素朴なアルベロベッロに タイムトリップした気分です
空き家になって 随分 年月が経つのでしょうか 朽ち果てたような トゥルッリも 所々 見受けられますし、
土産屋などなく、閑散としているあたり 一見 寂しそうではあるけれど、
まだまだ 普通に生活している 家も多くあるので、本当の意味で 生活感が感じられます
Monti 地区の 喧騒街とは裏腹に、時が 静かに & ゆっくり流れて行く~~~
そして これが本来の アルベロベッロの 姿なんだなと気づきます (*_*)
さて今日は、トゥルッリの 内部を 覗いてみましょうか!
何処で覗くのかって? 心配ご無用!
散策中 自分は有名人か?ってなくらい 声かかりますから~ (^^;)
「トゥルッリの家屋内 ご覧に入れますよ どうぞお気軽に~」ってね!
でも そのほとんどが、家屋内を見せてあげる代わりに 何か買ってね (^_-)-☆ 的な 土産屋が多いので、
まぁ 家を見せてもらった代わりに、何かひとつ購入しよう というくらいの 腹積もりでいてください
身構える必要はありませんが、中には かなりしつこい 俳もいるので、
どうせなら 同郷人の好で、此処で暮らす 日本人の ヨーコさんのお店をお勧めします!
家の中のみならず、屋上のテラスから パノラマも観れますし、何といっても 日本語が通じる !(^^)!
でなければ 昔ながらの 古き良き アルベロベッロを 彷彿させる、Aia Piccola 地区の家の方が
本物!って感じがして良いかもです (^。^)y-.。o○
そんなこんなで お宅拝見!
家の入口は 決して大きなものではなく、小さめの扉 間口一枚分
内部に入ると いきなりリビングが!
窓がないのに 明るく感じるのは 白壁のおかげ?
決して広くはない空間なのに、解放感を感じるのは 高い高い トンガリ屋根のおかげ?
そして そのリビングに隣接して 別の部屋… 台所だったり、寝室だったり… が あります
家具を入れると 室内が狭くなるので、分厚い壁を削って 棚代わりに利用したり、
調理器具も ニンニクや乾燥トマトも、みーんな 吊るして スペース有効利用!
寝室も、昼間 有効活用できるように ベッドが壁に収納できるタイプだったり…
と、あちらこちらに 生活の知恵が 垣間見れます
天井を見上げれば、スレート状に積み上げた石灰岩の上に 要の飾り石が置かれているか、
もしくは 窓ガラスが嵌められていて、唯一の採光部分が 室内を明るくしてくれています
時には、トンガリ屋根までの空間 屋根裏部分に 梯子を使って上り下りし、
納屋や、子供部屋に使ったりもします
でも ここで暮らすのは、 意外に大変そう~
例えば、今時の 大きな家具が入らない💦 最新式のシステムキッチンも設置できない 💦
部屋と部屋の間の 仕切りがなく、カーテンなどで仕切るため、家族とはいえ プライベートがない💦
などなど・・・(*_*;
現実を知らぬまま、おとぎの国として 夢見心地でいた方がいいのかなぁ~?!
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